素組みという、金型の声を聴く行為 2025/11/06 「素組みをSNSに上げるのは気が引ける」という声を、よく耳にします。 塗装もウェザリングもせず、説明書どおりに組んだだけ。 そんな状態では“作品”として見られないのではないか――というためらいです。…
下関の朝に溶け込む光景 2025/11/06 まだ夜の名残を残した下関の空に、わずかな白みが滲むころ。唐戸市場の建物が、まるで巨大な提灯のように煌々と光を放っている。あの光は、港町に暮らす者たちにとって、夜明けの合図のようなものだ。暗…
文化の日に模型文化について考える 2025/11/03 11月3日「文化の日」。三連休のせいかお客様の途絶えることのない店内で、ふと“模型文化”という言葉を思い浮かべました。模型は、単なるお金儲けのための商品ではない――私はそう感じています。 私の模型…
模型屋と猫ねこ 2025/10/29 まつり堂模型店には、最近ひとりの小さな“訪問者”がやって来るようになりました。 名前は「くろろ」。黒く艶やかな毛並みをした地域ねこです。 お気に入りの場所は、店の外に出している電照看板の下。夜…
“もう少し良くしたい”が、世界を前に進める 2025/10/27 私たちの身の回りにあるほとんどの「便利なもの」や「人気商品」は、誰かのアイデアをもとに改良され、進化してきたものです。 新しいスマホも、新しい模型道具も、まったくゼロから生まれたわけではあ…
業者招待日に感じた、模型業界の“今” 2025/10/22 10月17日、東京ビッグサイト南3-4ホールで開催された「第63回全日本模型ホビーショー」の初日、業者招待日に足を運びました。会場には例年通りの熱気がありながらも、どこか落ち着いた空気も感じました。…
まつり堂模型店、3Dプリンター導入 ─ 模型屋の新しい道具箱 2025/10/12 まつり堂模型店では、このたびBambuLabP1SにAMS2PROを追加した3Dプリンターシステムを導入しました。目的は明確です。――「お客様の“こんなパーツがあったらいいのに”を形にするため」。 すでに試作を重…
2025年9月30日 ─ 第二四半期最後の日に寄せて 2025/09/30 今日は2025年9月30日。 四半期でいえば、第二四半期の最後の日です。おびおが前に勤めていた会社は四半期ごとに定年退職者を送り出す会社でした。もし、早期退職をせずに会社に残っていたら、今日が私の…
Amazonでの模型購入と「販売店」のお話 2025/09/22 先日、SNSで「Amazonで戦闘機の模型を買ったら、台座がついていなかった」という投稿を目にしました。購入者としては「Amazonで買ったのだから、Amazonが責任を持って出荷している」と思いがちですが、実…
「海賊版展示会」騒動に思う ─ 怒りとジョーク、SNSとガンプラ文化の臨界点 2025/09/20 発端は一人のモデラーの怒りでした。 なかなかガンプラが手に入らない状況に苛立ち、その感情を「ジョーク」の形でSNSにぶつけてしまったのです。その言葉は「いっそ海賊版の展示会でもやったらどうか…