まつり堂模型店

なぜまつり堂模型店にはメディアの取材が来ないのか?

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なぜまつり堂模型店にはメディアの取材が来ないのか?

なぜまつり堂模型店にはメディアの取材が来ないのか?

2025/08/27

なぜまつり堂模型店にはメディアの取材が来ないのか?

模型屋さんのニュースを見ていると、あっちの店には新聞記者が来た、こっちの店はテレビで特集された、なんて話をよく耳にします。ところが、われらが まつり堂模型店 には……来ないんです。ええ、これがまた、見事に。

プレスリリースはちゃんと出してるんです

実はちゃんとプレスリリースも作成しているんですよ。しかも、下関市役所に設置された各メディアの専用ポストに、きちんと投函しているのです。いわば“公式ルート”でのポスティングです。内容も「メイドが接客する日本初の模型店かもしれない!」という、なかなかインパクトのあるもの。ところが……反応は静まり返った海峡のごとし。プレスリリースを投げ込んだのに、まるでブラックホールに吸い込まれたような手応えのなさなのです。

他の模型店はなぜ取材されるのか

近隣の模型店が新聞に載っていたのを見て「うちだって負けてないぞ!」と悔しくなります。でもよく考えると、そこには記事になりやすい条件が揃っていました。 たとえば――
「脱サラして四畳半の小さな店舗から始めた」なんていう苦労話。
「高齢のご主人から店を引き継いで、なんとか灯を守った」という人情ストーリー。

記者さんにとっては、こういう切り口は記事が書きやすいんですね。「人の苦労」や「人情の継承」は、読者が共感しやすい鉄板ネタ。やはり新聞やテレビは“物語”を求めているのでしょう。

まつり堂模型店には物語がない?

では、まつり堂模型店はどうか。開店時に壮絶な脱サラ劇があったわけでもなく、老舗を引き継いだわけでもない。メイドモデラーが接客するという面白さはあっても、「苦労」や「人情」といった分かりやすいドラマで切り込める要素は少ないのかもしれません。

もし記者さんが机の上で「どっちの記事にしようかな」と考えたとき、つい「人情もの」に軍配が上がってしまう……そんな現実があるのかもしれません。

じゃあどうする?

取材が来ないなら、こちらからネタにしてしまえばいいじゃないか! というのが店長の結論です。ブログやSNSで「なぜ取材が来ないのか?」を笑い飛ばせば、それ自体がちょっとした話題になるはず。

むしろ、「メディアが取材に来ない模型店」というフレーズは、それ自体が逆にユニークな看板になるのでは? とすら思えてきます。

おわりに

というわけで、まつり堂模型店には今日もメディア取材は来ません。ですが、来ないなら来ないで、ネタにして楽しむのもまた一興です。

もしこの店長コラムを読んでいる記者さんがいたら――どうぞ勇気を出して、メイドと模型の不思議ワールドを取材しに来てください。ここには苦労話も人情話もないかもしれませんが、“模型は楽しい”という確信なら、たっぷりご用意しております!

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