本日6月1日は「祥鳳」進水の日──変転の艦歴をたどる1/700模型のご紹介

皆さま、こんにちは。まつり堂模型店です。
 

本日6月1日は、旧日本海軍の潜水母艦「剣埼（つるぎさき）」──のちの航空母艦「祥鳳（しょうほう）」が進水した記念日です。
当店では、この歴史的艦船の姿を1/700スケールで再現できる、ハセガワ製ウォーターラインシリーズ「空母 祥鳳」のキットを店頭にご用意しています。
 

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■ 複雑な艦歴をもつ“変身空母”──「祥鳳」の物語
 

「祥鳳」は、もともと高速給油艦「剣埼」として計画され、1934年に起工、1935年6月1日に進水しました。
しかし建造途中で潜水母艦に設計変更され、さらには航空母艦への転用が決定されます。これは、当時の軍縮条約による空母保有枠をかいくぐるための策でした。

1941年、真珠湾攻撃の直後に航空母艦「祥鳳」として竣工。艦隊に加わった彼女は、1942年5月、珊瑚海海戦において日本海軍の南方攻略作戦を支援します。

しかしこの海戦にてアメリカ軍機動部隊に発見され、米空母ヨークタウンおよびレキシントンから発進した艦載機により集中攻撃を受け、わずか数分で撃沈。
日本海軍初の空母喪失という記録を残しました。

「祥鳳」は、その短い活躍と、艦種転用の歴史的背景から、模型ファン・海軍ファンにとって非常に興味深い艦とされています。
 

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■ ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ「祥鳳」キット紹介
 

当店に入荷している「ハセガワ 1/700 空母 祥鳳」は、ウォーターラインシリーズらしく水上航行状態をリアルに再現できるスケールモデル。
特徴的な小型の飛行甲板と、左右非対称の艦体形状が見どころで、艦載機や高角砲、細かな艤装まで緻密に表現されています。

初心者の方にも組み立てやすく、それでいて「らしさ」がしっかり伝わる設計です。塗装にこだわれば、珊瑚海の陽射しの中で沈んだ運命の艦の姿を、美しく再現することができます。
 

商品情報

• 商品名：ハセガワ 1/700 ウォーターラインシリーズ No.419 日本海軍航空母艦 祥鳳

• スケール：1/700

• 価格：税込 2,420円（店頭価格）

• 在庫：あり（6月1日現在）
   

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■ モデラーメイド・ねろこさんもオススメ
 

「艦載機の配置や、艦体の非対称バランスに萌える一艦です♡」と話すのは、まつり堂模型店のモデラーメイド・ねろこさん。
初心者の方には、塗装や製作のアドバイスもいたしますので、お気軽にご相談ください。
 

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■ 歴史に思いを馳せながら
 

一隻の艦に、ここまで複雑で濃密な運命が詰まっている──そんな「祥鳳」を模型で再現することで、また一歩深く日本海軍史に触れることができます。

ぜひこの機会に、1/700の世界へ足を踏み入れてみませんか？
皆さまのご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。