🌏その塗料、どう捨てる?
2025/06/05
模型店が教える「環境にやさしいプラモデル後始末術」
6月5日、今日は「環境の日(World Environment Day)」です。
この日は1972年、ストックホルムで開催された国連人間環境会議を記念して定められ、日本でも「環境基本法」により正式な記念日となっています。
模型好きのみなさんも、この機会に「環境にやさしい模型生活」について見直してみませんか?
🧪 塗料やうすめ液の“正しい捨て方”(下関市の基準)
● 塗料(ラッカー、水性、アクリルなど)
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余った塗料はフタをして保管し、再利用が基本です。
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どうしても処分する場合は、新聞紙や布に吸わせて完全に乾かし、
赤い「燃やせるごみ」袋に入れて出します。 -
液体のまま下水や地面に流すのは絶対NGです。
● うすめ液・ツールクリーナー
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使用後は瓶に移して再利用可能。
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処分時は、塗料と同じく紙や布に染み込ませて乾燥→燃やせるごみへ。
● 空き缶や空ボトル
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内容物を完全に使い切って乾燥させた後、
白い「燃やせないごみ」袋に入れて廃棄します。 -
スプレー缶は穴を開けずに、別途「有害ごみ」として100円処理券を貼って回収日に出します。
✂️ 使い終わったランナー(枠パーツ)の処分方法
プラモデルを組んだあとの“枠”──つまりランナー。これも正しく捨てたいですね。
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素材は基本的にプラスチック(PS樹脂)で、下関市では
「燃やせるごみ(赤い袋)」に分類されます。 -
可能であればある程度カットして小さくまとめると、袋の破れ防止にもなります。
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商品によってはABSやPEなどの素材もあるため、不明な場合はパッケージ裏や説明書を確認しましょう。
🌿 まつり堂模型店の取り組み
まつり堂模型店では、環境に配慮した模型製作を提案しています。
特に、臭いが少なく安全性の高い水性塗料を推奨中。
水性ホビーカラーや、シタデルカラーシリーズなどを豊富にご用意しています。
また、メイドモデラー・ねろこさんによる塗装相談では、
「環境にやさしいツールの選び方・捨て方」まで含めてアドバイスしています。
初めての方も、ぜひお気軽にご相談ください。
🌱 まとめ
模型製作は楽しい創作活動。
そしてその楽しみを、未来の環境にもやさしいものにするためには、ちょっとした意識と工夫が大切です。
「環境の日」の今日、あなたの模型机の上にある
塗料、うすめ液、そしてランナーの“その後”を、見直してみませんか?
なお、廃棄物の処分方法については、各自治体のホームページなどを確認して、お住まいの字自体の方法に従って処理をお願いします。このブログはまつり堂模型店のある下関市における例でした。
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まつり堂模型店
住所 : 山口県下関市幸町1-9 永冨ビルⅡ101
電話番号 :
083-292-7306
FAX番号 :
083-292-7306
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