SD戦車やデフォルメプラモデルの楽しみ方

プラモデルの世界には、リアルさを追求したスケールモデルだけでなく、キャラクター性やかわいらしさを活かした「デフォルメモデル」も大人気です。MENGの「WORLD WAR TOONS」シリーズのようなSD戦車や、BANDAIのSDガンダムシリーズ、ブロッククロスなどは、その代表格といえるでしょう。
 

SDモデルは、通常のリアルなプロポーションとは異なり、頭身を大きく縮めた“ちびキャラ”のようなフォルムが特徴。とくに戦車やロボットといった無骨なメカをSD化すると、そのギャップがたまらなく可愛く見えてしまいます。さらに部品数も比較的少なく、接着剤不要で組み立てられるものが多いため、初心者の方やお子さまでも気軽にチャレンジできます。
 

また、SDモデルの面白さは「自由度の高さ」にもあります。リアルモデルでは正確さを大事にするあまり、塗装に悩むことも多いですが、SDならデフォルメの世界観に合わせて大胆なカラーリングやオリジナルのマーキングを施してOK。実際には存在しない「オリジナル迷彩」や「オリジナルヒーローカラー」など、自由に塗装を楽しむ人もたくさんいらっしゃいます。
 

さらに、小さいサイズながら可動部やギミックがしっかり作られているキットも多く、ポージングで遊ぶ楽しさも抜群。自分だけの決めポーズを飾ったり、SNSで投稿したりと遊び方の幅が広がるのもSDならではの魅力です。

お店にも、MENGの「KV-2」、SDガンダムEXスタンダード「ガンダムエクシア」、ブロッククロス「ガンダム」など、楽しいSDプラモデルが各種揃っています。SDモデルは大人のモデラーにとっても「肩の力を抜いて楽しめる」存在。いつものリアル系とはひと味違うプラモ体験を、ぜひ気軽に味わってみてくださいね。