痛車の作り方【第1回】〜ショップ探しから費用まで、まず知っておきたい一般的な流れ〜
2025/07/14
こんにちは、まつり堂模型店です。
店頭でたまにお客様から「本物の痛車ってどうやって作るんですか?」というご質問をいただきます。
そこで今回は、実際に痛車を製作した経験をもとに、実車の痛車を作るにはどうすれば良いか、一般的な流れをご紹介します。
この記事は【第1回】として、「作り方の基本的な流れと注意点」をまとめたもので、【第2回】では「まつり堂模型店店長痛車」について、より詳しくご紹介する予定です。
◆ ショップ探しからスタート
まず最初にすべきは、痛車を製作してくれるショップを探すことです。
たとえば「痛車製作 広島県」や「痛車ラッピング 福岡」などのキーワードで検索すると、実績のあるラッピング業者がヒットします。
残念ながら、山口県内には本格的な痛車ラッピングに対応してくれる業者はなさそうですので、実際には広島県か福岡県のショップに依頼することになると思います。
問い合わせは、まずはメールでOKです。
以下のような情報を伝えると、見積もりがスムーズです:
・車種(例:ホンダ・フィット、トヨタ86など)
・ラッピング範囲(例:「運転席と助手席の側面のみ」「全面」など)
◆ 画像データの用意が最大の壁?
意外と大変なのが、ラッピングに使う画像データの準備です。
「ネットで拾った画像」では、著作権の問題や解像度の低さから使用できないケースがほとんど。
一般的には、自分でイラストを描くか、イラストレーター(絵師さん)に依頼する必要があります。
絵師さんは、創作グッズの販売サイト「BOOTH」などで探すことができ、SNS経由で直接依頼する人もいます。
著作権については複雑なので、別のタイトルで考えてみたいと思います。
◆ 気になる費用は?
やはり一番気になるのはお金の話ですよね。
これは車種や面積、使用するフィルム素材によっても変わりますが、
たとえば「フェンダーとドアのみ」のワンポイントラッピングで約十数万万円~。
私が実際に依頼した際は、ボンネット+両サイド+リアウィンドウの4面で約60万円かかりました。
ショップごとに金額は大きく異なるため、複数の業者から相見積もりを取るのがおすすめです。
◆ 納期はゆとりをもって
すぐにできると思っている方も多いのですが、実は結構時間がかかります。
私の場合は、最初に問い合わせてから完成まで6ヶ月近くかかりました。
理由は、
・使用する画像データの準備(依頼・校正など)
・デザインの校了
・ショップのスケジュール(人気店は順番待ちもあり)
など、工程が多いからです。
「イベントに間に合わせたい!」という場合は、かなり余裕を持って相談を始めることが大切です。
◆ まとめ:まずは一歩、問い合わせから
実車の痛車は、やはりお金も手間もかかりますが、
完成したときのインパクトと満足感は格別です。
もし痛車に興味がある方は、まずは気になるショップにメールを送ってみてください。
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