まつり堂模型店

青と白の軌跡 ― ブルーインパルス T-2 & T-4 プラモデル

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青と白の軌跡 ― ブルーインパルス T-2 & T-4 プラモデル

青と白の軌跡 ― ブルーインパルス T-2 & T-4 プラモデル

2025/08/14

ブルーインパルスとは?
 

ブルーインパルスは、航空自衛隊の公式アクロバット飛行チームで、正式名称は「第4航空団第11飛行隊」。華やかな編隊飛行や息をのむようなアクロバット演技で、航空祭や国民的行事を彩ってきました。

航空自衛隊のPRという任務を持ちつつ、航空機の魅力や自衛隊の活動を広く知ってもらう大使的役割を果たしています。1960年の発足以来、F-86F、T-2、そして現在のT-4へと使用機種を変えながらも、青と白の塗装を基調とした美しい姿と、高度な飛行技術で人々を魅了し続けています。
 

ブルーインパルスの演技は、単に派手な飛行を見せるだけではなく、高度なチームワークと正確無比な操縦技術が必要です。パイロット同士の息の合った動き、観客を楽しませるための演技構成、そして機体の美しさを保つ整備の徹底まで、すべてがプロフェッショナルな姿勢で行われています。そのため、航空ファンだけでなく、多くの人々に「空の憧れ」として愛されているのです。
 


T-2 ブルーインパルス
 

T-2は、日本初の国産超音速ジェット練習機として1970年代に登場しました。三菱重工と富士重工(現・SUBARU)が開発を担当し、実戦機に匹敵する性能を持ちながら、練習機としての扱いやすさも備えています。ブルーインパルスでは1982年から1995年まで使用され、鋭いノーズ形状と直線的なラインが生み出すスピード感あふれるシルエットは、当時の観客に強烈な印象を与えました。
 

T-2ブルーインパルス時代は、ダイナミックでスピード感のある演技が特徴で、隊形の変化や急旋回で観客を沸かせました。濃淡のブルーを組み合わせた塗装パターンは、空の青さに溶け込みつつも、白いスモークとのコントラストで美しく映えます。現在でも航空祭の写真集や映像で人気が高く、多くの模型ファンが再現を楽しんでいます。
 

ハセガワの1/72スケール「T-2 ブルーインパルス」は、この時代の特徴的な塗装とマーキングを忠実に再現。細部のパネルラインや座席・コクピット内の造形も精密で、組み立てや塗装の満足度が高いキットです。完成後は翼を広げた堂々たる姿が机上に映え、T-2黄金期の輝きを手元に甦らせてくれます。
 


T-4 ブルーインパルス
 

T-4は川崎重工業が開発した国産ジェット練習機で、1995年から現行のブルーインパルスで使用されています。安定性と操縦性に優れ、より精密なアクロバット飛行が可能となり、隊形の美しさや安全性も飛躍的に向上しました。機体はコンパクトながらも力強く、ブルーとホワイトを基調にした塗装はシンプルでありながら洗練された印象を与えます。
 

T-4時代のブルーインパルスは、観客にわかりやすい演技構成と、きめ細かな演技精度で高い評価を得ています。特に「サクラ」「スタークロス」などの人気演目は、このT-4の操縦性と安定性あってこそ成立する技です。また、2020年代以降も第一線で活躍しており、全国各地の航空祭やイベントでその姿を見ることができます。
 

プラッツの「T-4 ブルーインパルス 2025 B.I 30th Year」は、チーム発足30周年を記念した特別パッケージ仕様。1/100スケールながら機体形状や細かなマーキングをしっかり再現しており、省スペースで飾れる点も魅力です。組み立ても比較的短時間で済むため、ブルーインパルス入門キットとしてもおすすめできます。
 


まとめ
 

T-2とT-4は、ブルーインパルスの歴史の中で重要な役割を担った名機です。T-2は鋭さとスピード感、T-4は安定性と洗練された演技。それぞれが異なる魅力を持ち、航空ファンや模型愛好家を魅了してきました。まつり堂模型店では、これらのキットを並べて販売中。作り比べれば、時代ごとの機体性能やデザインの違いを実感できるでしょう。

あなたの作業机にも、青と白の軌跡を飛ばしてみませんか?

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