プラモデル作業が劇的に効率化!おすすめリューター徹底解説
2025/08/15
プラモデル製作をしていると、「ここをもう少し早く削れたら…」「手作業では穴あけが大変…」と感じる場面が必ずあります。そんな時に頼りになるのが リューター です。
当店まつり堂模型店でも日々の作業で活用しており、その便利さは一度使えば手放せなくなるほど。今回は、リューターとは何か、その使い方から当店おすすめモデルまで詳しくご紹介します。
■ リューターとは?
リューターは、小型モーターで先端工具(ビット)を高速回転させることで、素材を削ったり穴を開けたり、磨いたりできる電動工具です。
一般的には歯科技工や金属加工の世界でも使われており、精密で繊細な作業が可能なことから、プラモデル製作でも重宝されています。
プラモデルでの主な用途は次の通りです。
・バリ取り:ランナーから切り離した際に残るゲート跡やバリを素早く処理
・穴あけ加工:パーツにピンバイス代わりに穴を開ける作業
・ディテール追加:溝を彫り直してシャープなモールドに
・磨き・仕上げ:金属パーツや塗装後の表面研磨
■ リューターの使い方
使い方は非常にシンプルです。
加工したい用途に合わせてビットを選び、先端に取り付ける
回転速度を適切に設定(低速は精密加工、高速は削りや研磨向け)
加工面に軽く当て、力を入れすぎないように動かす
ポイントは、「削りすぎ防止」と「ビットの熱対策」。高回転で長時間当てるとパーツが熱で変形することがあるため、断続的に動かすのがコツです。
■ まつり堂模型店で活躍した名機:WAVE HT-190
当店の作業用リューターとして長年愛用していたのが、WAVE HT-190。ACアダプター18V駆動のハイパワータイプで、回転の安定性が抜群でした。
硬いレジンキットや真鍮線の加工でもパワー不足を感じさせず、プロ仕様としても十分な性能を誇ります。
しかし残念ながら、このHT-190は現在 製造中止。新品での入手は難しくなっています。
■ 当店イチオシの後継機:WAVE HT-200
HT-190の後継機として登場したのが WAVE HT-200。
こちらはUSB電源駆動ながら最大20,000rpmの回転数を誇り、プラスチックから金属まで幅広く対応。可変スピード調整も可能で、作業内容に合わせて最適な回転数を設定できます。
軽量で取り回しが良く、長時間の作業でも手首の疲れが少ないのも魅力です。初めてリューターを導入する方にも非常におすすめできます。
■ もっと手軽に始めるなら:ディスペイ USB充電式リューター
「まずは気軽に試してみたい」という方には、ディスペイ(DSPIAE)のUSB充電式ポータブルリューターがぴったり。
コードレスで使用でき、USB充電なので持ち運びも簡単。回転数は控えめですが、ゲート処理や軽い穴あけ、ちょっとした面取りなら十分こなせます。
机の上でサッと使えるお手軽さは、頻繁に電動工具を使わない方にも好評です。
■ リューター選びのポイント
パワー重視か手軽さ重視か
本格的な加工ならACアダプター式や高出力USBタイプ、軽作業なら充電式が便利です。
回転数の調整機能
細かい作業では低速、高速回転は削り・研磨用と、用途に合わせられると作業幅が広がります。
ビットの互換性
市販の各種ビットが使えるチャック径かも要チェック。WAVE HT-200 はビットが10本も付属していますので、ほぼ買い足しは不要であらゆる工作に対応できてお得です。
■ まとめ
・本格派には WAVE HT-200(HT-190の後継、ハイパワー&可変速、ビット10本付属)
・手軽派には ディスペイ USB充電式(軽作業向け、コードレスで使いやすい、ビット1本付属)
作業効率を大幅にアップさせるリューター、この機会にぜひ導入を検討してみてくださいね。
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