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<title>コラム</title>
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<language>ja</language>
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<title>利幅泥棒――Nゲージを狙う転売屋</title>
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まつり堂模型店では、鉄道模型をできるだけお求めやすい価格で販売しています。

鉄道模型、とりわけNゲージの魅力は、編成を完成させて走らせることだけではありません。好きな時代や地域、思い出のある列車を少しずつ集め、車両コレクションが増えていくことも大きな醍醐味です。

だからこそ当店は、一つの車両やセットから大きな利益を得るよりも、一個当たりの価格を抑え、お客様に一両でも多くの車両をコレクションしていただきたいと考えています。ところが、その思いが転売屋に利用されることがあります。

「あけぼの」を完成させるための車両がない

直近の例が、2026年6月に発売されたTOMIX「JR24系特急寝台客車（あけぼの）セット」です。

「あけぼの」は、かつて上野と青森を結んだ寝台特急です。晩年には個室寝台車のほか、「ゴロンとシート」や「レディースゴロンとシート」なども連結され、車種の変化に富んだ編成で運転されていました。Nゲージとしても、編成を組んだ時の不揃いな窓配置がとても魅力的です。

TOMIXの基本セットは7両入り、税込23,760円。しかし、当時のフル編成を再現するには、基本セットだけでは車両が足りません。別売りの増結用単品を買い足す必要があります。その中でも極端な品不足となったのが、白帯の「オハネ24」と「オハネフ24」です。

公式価格は、オハネ24が税込2,640円、オハネフ24が税込3,080円。ところが発売直後、Amazonではオハネ24が9,000円を超える価格で出品されているのを見かけました。メーカー希望小売価格の3倍を超える値段です。

基本セットを買った鉄道模型ファンにとって、増結車両は単なる「追加商品」ではありません。思い描いた「あけぼの」の編成を完成させるために必要な一両です。基本セットに対して増結用単品の流通量が少なければ、当然、そこに需要が集中します。転売屋が狙うのは、まさにその弱点です。

「オハネ？なにそれ？」

当店にも、在庫を尋ねる電話がかかってきました。「オハネはありますか」「オハネフも残っていますか」話をしてみると、車両についてほとんど知らない様子です。「オハネ？何でしたっけ？」という程度の人が、品薄になったという情報だけを頼りに在庫を探している。欲しいのは寝台客車ではなく、定価と転売価格の間に生まれた差額なのでしょう。

鉄道模型への愛情も、「あけぼの」への思い入れもない。青い客車が夜の上越線や羽越本線を走った歴史にも興味はない。ただ、安く買って高く売れる物として探しているのです。

店頭でその一両を手に取るはずだった鉄道模型ファンは買えなくなり、どうしても編成を完成させたい人は、不当に高い価格を支払わされます。腹を立てずにはいられません。

転売屋は「利幅泥棒」である

当店が価格を下げるのは、転売屋に利益を与えるためではありません。小売店が利益を削って生み出した値引きは、本来、お客様が次の一両を買うための余裕になるはずです。それを横から吸い取り、自分の利益に付け替える。私は、こうした行為を「利幅泥棒」と呼びたいと思います。転売屋は泥棒なんです。

転売屋は、市場価格を決める立派な商売人などではありません。メーカーが製品を企画し、工場が生産し、問屋が運び、小売店が在庫を抱えて販売する。その誰もが時間と費用と責任を負っています。

転売屋は、その流れの最後に現れ、品薄商品だけを買い占めます。市場を育てるのではなく、すでに育った市場から利益だけを吸い取る。たとえるなら、鉄道模型業界の血を吸う「蚊」のような存在です。

車両は、走らせる人の手へ

Nゲージの一両は、単なる小さな箱ではありません。ある人にとっては、子どもの頃に駅で見送った夜行列車かもしれません。ある人にとっては、父親と乗った思い出の列車かもしれない。そして、何年も待ち続けて、ようやく模型化された大切な車両かもしれません。

まつり堂模型店は、鉄道模型を愛する人に、できるだけ多くの車両を集めてほしい。そのために価格を下げています。安く仕入れるために店に電話をかけまくり、品薄になった途端に高値で売る人のためではありません。

車両は、転売屋の段ボール箱の中ではなく、鉄道模型ファンのレイアウトの上を走ってほしい。それが、鉄道模型を扱う店長としての、偽らざる思いです。


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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260718083559/</link>
<pubDate>Sat, 18 Jul 2026 08:46:00 +0900</pubDate>
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<title>子どものしつけは、模型店の仕事なのでしょうか</title>
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<![CDATA[
先日、とある女性が少し怒った様子でご来店されました。
手には、どこか見覚えのあるNゲージのスターターセット。

お話を伺うと、息子さんが家のお金を勝手に持ち出し、そのお金で当店のNゲージセットを購入したとのことでした。

そして、
「この店は、小学生にもこんな高価なものを売るのですか」
とおっしゃいました。

私は、
「お金をお持ちであれば、小学生にも商品は販売しております」
とお答えしました。

すると今度は、
「うちの子が来ても、ものを売らないようにしてください」
とのこと。
要するに「うちの子だけ出入り禁止にしてほしい」というご要望です。

実際、悪質な迷惑行為を繰り返す方を出入り禁止にしたことはありますから、「出入り禁止」という仕組み自体は不可能ではありません。
しかし、問題はそこではありません。

私は毎日たくさんのお客様と接しています。
当然、お客様全員の顔やご家庭の事情を把握しているわけではありません。
小学生のお客様も大勢ご来店されますし、1万円前後もする、大スケールの軍艦キットを何度も買ってくださる小学生も複数おられます。

「この子には売る」「この子には売らない」という判断を、レジで正確に行うことなど現実には不可能です。

もし別の小学生を見間違えてしまったらどうでしょう。
「君には売れません」
人違いでそんなことを言われた子どもは、理由も分からず深く傷つくでしょう。

だから私は、
「お客様お一人お一人を特定・識別して、販売の可否を判断することはできません」
と、そのままお伝えしました。

残念ながら、その女性は憤慨してお帰りになりました。

もちろん、親御さんのお気持ちは理解できます。
せっかく家計のために置いていたお金を持ち出され、高価なおもちゃを買われてしまえば腹も立つでしょう。

しかし、それは家庭の中で解決すべき問題ではないでしょうか。

家のお金を勝手に持ち出してはいけないこと、お金は働いて得るものだということ、自分で自由に使ってよいお金と、そうでないお金の違いを教えること。
これは家庭でしか教えられないことです。

模型店は、お客様に商品を販売する場所です。
警察でも、学校でも、家庭教師でもありません。
家庭のしつけまで模型店が肩代わりすることはできませんし、すべきでもありません。

私は、子どもたちに模型という素晴らしい趣味を楽しんでもらいたいと思っています。
だからこそ、正しいお金の使い方も、模型を楽しむための大切なルールの一つとして、ご家庭で教えていただければと思います。

子どもを育てる責任は親にあります。
模型店にできることには限界があります。
その境界線を、お互いに理解し合える社会であってほしいと願っています。
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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260706135444/</link>
<pubDate>Mon, 06 Jul 2026 14:03:00 +0900</pubDate>
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<title>百貨店の灯を、専門店へ。</title>
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<![CDATA[

こないだ、メイドねろこさんといっしょに、下関大丸に行きました。レストランフロアになにやらおいしそうなトンカツの店があるらしい、ということで定休日に足を運んだのです。1階は煌々とした照明のもとで化粧品が売られています。2階と3階には有名ブランドの服が並んでいます。

正直、「え？下関でもブランドものってまだ買えるのね、さすがは大丸」と思いました。が、それは大丸の精一杯の最後の輝きだったことがすぐにわかりました。5階。私の知っている5階は呉服や高級宝石、高級腕時計が売られていたフロアですが・・・ほぼ廃墟。6階、立ち入ることさえできません。7階のレストランフロア。店が2軒営業しているだけ。8階へ上るエレベーターはすでにどこにあったのかさえ分からず・・・。

・・・建物の上半分が営業してないやん

その数週間後の昨日（2026年6月30日）、下関大丸が、来年八月末で閉店するSNSの記事をメイドねろこさんが教えてくれました。この知らせを聞いたとき、今の大丸を訪問直後だったこともあり、「ついにきたか」と妙な納得感がありました。もちろん、言葉にできない寂しさを覚えたことも間違いありません。

下関大丸の閉店は「一つのお店がなくなる」というだけではありません。私にとって下関大丸は、「下関」という街そのものを象徴する存在だったように感じていたからです。

私は昭和40年生まれです。子どもの頃の下関は、今では想像できないほど活気に満ちていました。港には大型漁船が並び、漁業は街を支える大産業でした。駅前や商店街には多くの人が行き交い、夜の漁港近くの繁華街（まるは通り）はピンク色でした

下関は山口県の中心都市として、確かな存在感を放っていました。その時代を象徴する建物が、下関大丸でした。子どもの頃、親に「今日は大丸（シーモールができるまえの旧店舗）へ行くよ」と言われることは、私にとって最高のご褒美でした。真っ先に向かったのは6階（だったかなぁ）のおもちゃ売り場です。プラモデル、切手、コイン、おもちゃ……。まだテレビゲームの無い時代、そこは、私にとって宝の山でした。

ショーケースを何度も眺め、「見返り美人（有名な切手）はいつか欲しいなぁ」と夢を膨らませる時間は、何にも代えられない幸せでした。そして買い物のあとは七階の大食堂。お子様ランチとクリームソーダ。今では決して珍しいものではありませんが（いや、むしろ一周回って今は珍しいか？）、あの頃の私には人生最高のごちそうでした。

きっと私と同じ思い出を持つ方が、この街にはたくさんいらっしゃることでしょう。百貨店とは単なる商業施設ではないのです。百貨店は、街の文化そのものなのえす。お祝いの品を選び、お中元やお歳暮を贈り、「古代ミイラ展」とか「全国うまいもの市」とかいう催事を楽しみ、家族で食事をする。そこには、人と人との時間があり、街の記憶が積み重なっていました。

そして地方都市にとって百貨店は、「この街は地域の中心都市なんだ」という誇りでもありました。「下関には大丸がある。」その言葉には、どこか誇らしい響きがありました。今でもそれは変わっていません。下関にＵターンして店を始めるまで、東京で働いていましたが、東京駅には駅直結の大丸があります。「いや、うちの街にも大丸あるし、東京とどうかくやん」とか、誇らしく思っていました。で、東京で百貨店で買い物と言えば、かならず東京駅の大丸でした。

・・・まぁ、「大丸って、なんか田舎っぽいイメーあるよね」と思っていたのも事実ですが

もちろん時代は変わりました。漁業は縮小し、人口は減り、若者は大都市へ向かいます。（今では信じられないと思いますが、かつて、北九州の人は下関に買い物に来ていたのです。）さらには、郊外型ショッピングセンターやインターネット通販が普及し、百貨店を取り巻く環境が厳しくなったことは理解できます。

しかし、それでも私は考えてしまうのです。なぜ、下関から百貨店がなくならなければならなかったのか。この問いは、一企業の経営についてではありません。「なぜ下関は、都市の象徴を失うところまで来てしまったのか。」下関が好きな私だからこその問いなのです。

私は、下関大丸が営業を続けているだけで安心していました。駅前へ行き、大丸の建物を見るたびに、「まだ下関には、あの頃から続くものがある」と感じられたからです。だから今回失われるのは、建物だけではありません。昭和の活気ある下関と、今の下関を結び付けてくれていた、大切な一本の糸なのだと思います。

私は今、まつり堂模型店を営んでいます。正直に言えば、ネット通販全盛の時代に模型店を始めるのは、頭がおかしいです普通に考えたら、令和の時代に模型専門店を新しく始めるなんて無謀です。でも、人生って損得だけで決めるものじゃないんですよね。それに、下関大丸での原体験が私をこんなふうに育てた、育てられた、と思うからです。

模型は一人の時間を豊かに過ごすことができる趣味である一方で、逆説的ではありますが、人と人をつなぐ文化だとも思っています。だから、まつり堂模型店は、商品を並べるだけの店にはしたくありません。模型を通して夢が生まれ、人との会話が生まれ、「また来たい」と思っていただける店でありたいのです。

子どもの頃の私は、下関大丸六階のおもちゃ売り場で夢を見ました。もしかすると今、まつり堂模型店でショーケースを見つめている子どもたちも、同じような気持ちでいるのかもしれません。その子が五十年後に、「子どもの頃、親に連れて行ってもらった模型店は宝の山だった。」そう語ってくれたなら、それほど嬉しいことはありません。

下関大丸ほど大きな役割を、私たち一軒の模型店が担うことはできません。しかし、一人の子どもに夢を与えることならできるかもしれません。模型の楽しさを伝え、ものづくりの文化を次の世代へつなぐことならできるかもしれません。私は、それが地域の専門店の役割だと思っています。

百貨店が街を豊かにした時代がありました。これからは、一軒一軒の専門店が、それぞれの個性で街を面白くしていく時代なのかもしれません。だから私は、まつり堂模型店を、下関を代表する模型店に育てたいと思っています。
「模型のことなら、あそこへ行こう。」
「県外からでも行く価値がある。」
「親子で楽しめる店がある。」
そう言っていただける店を、本気で目指したいのです。

私は下関をあきらめていません。

下関大丸は、まもなくその長い歴史に幕を下ろすのでしょう。しかし、あの六階のおもちゃ売り場で夢を見た子どもたちの記憶は、決して消えません。私も、その一人です。あの日、親に手を引かれて大丸へ通った少年は、50年後、この街で模型店を始めました。
人生って、不思議なものですね。

だから今度は、私が夢を次の世代へ渡す番です。「子どもの頃、親に連れて行ってもらった、まつり堂模型店は宝の山だった。」五十年後、誰かがそう語ってくれたら、それだけで模型店を始めた価値があります。
下関大丸から受け取った夢のバトンを、今度は私が次の世代へつないでいく。それが、この街で模型店を営む私にできる、下関への恩返しであり、下関大丸への感謝の形だと信じています。

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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260701181459/</link>
<pubDate>Wed, 01 Jul 2026 18:59:00 +0900</pubDate>
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<title>子どもの未来は、親の振る舞いで決まるのか？</title>
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先日、Xで興味深い投稿を見かけました。

同じクラスに二人の不登校の子どもがいたそうです。投稿者は片方の子どもの親御さんのようでした。その親御さんは子どもが「かわいそうだから」と学校へ行かせなかったところ、そのまま自宅に引きこもるようになってしまったとのことでした。

一方で、もう一人の不登校児童の親御さんは、子どもがが泣こうがわめこうが学校へ連れて行ったのだそうです。その結果、今では普通に登校し、友達もできて、成績も良い。投稿した方は、「自分の子育ては間違っていたのだろうか」と悩んでいました。

もちろん、子どもの性格や将来は、そんな単純な話ではありません。同じ親に育てられても兄弟で性格は違いますし、友人関係や学校環境、生まれ持った気質も大きく影響します。しかし一方で、親の振る舞いが子どもに大きな影響を与えることもまた事実でしょう。

模型屋をやっていると、さまざまな親子を見かけます。

親子で店の前を通りかかり、子どもが興味を示したら一緒に店へ入ってくる親御さん。その多くの親御さんは、なんだか、おっかなびっくり入ってこられます
逆に親御さんの方から、「ちょっと見てみる？」と子どもを誘ってくれる親御さん。
その一方で、子どもが店に興味を持ちそうになると、目を合わせないようにしながら手を引っ張って急いで通り過ぎる親御さんもいます。

もちろん、それぞれ事情があるのでしょう。時間がない日もあるでしょうし、家計の都合もあります。だから私は、その場面だけを見て親御さんを批判するつもりはありません。

ただ、ひとつだけ確信していることがあります。
子どもは、興味を持ったものに触れることで成長するということです。

私自身の子ども時代を振り返ると、決して厳しい親ではありませんでした。興味を持ったものを否定されることはなく・・・あ、小学生の時、俳優になるためにスクールに行きたいと言った時だけは全力で否定されたかも・・・でも、欲しいと言ったものは買ってもらえました。今思えば、ずいぶん甘い親だったと思います。

しかし、そのおかげで模型や機械、乗り物や歴史など、さまざまなものに興味を持つことができました。その積み重ねが、今こうして模型店を営む人生につながっています。結果として、絶対評価でそれが良かったかどうかは疑問ですが、今の私の感情としては、とても心豊かに過ごすことができています。

子どもにとって大切なのは、模型を作ることでも、勉強をすることでもありません。何かに興味を持ち、自分から手を伸ばすことです。そして、親がその芽を摘まずに育てることです。

将来、子どもの興味が何の役に立つのかは分かりません。模型好きだからと言って、プロのモデラーになる子はほとんどいないでしょう。しかし、何かを好きになった経験、夢中になった経験は、必ず人生のどこかで力になります。

昔も今も、そして未来も。さまざまなものに興味を持ち、挑戦した子どもほど、心豊かに育つ。私はそう信じています。だからこそ、大人は子どもの興味を否定するのではなく、「面白そうだね」と背中を押してあげたいものです。その一言が、子どもの未来を大きく変えるかもしれないのですから。


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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260618071938/</link>
<pubDate>Thu, 18 Jun 2026 07:33:00 +0900</pubDate>
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<title>毎日500円安くなるガンプラをやって思ったこと</title>
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<![CDATA[
先日、まつり堂模型店では「毎日500円安くなるガンプラ」という企画を行いました。
商品は、赤バンダイ時代の『MGRX-93-ν2Hi-νガンダム』です。

5月20日に16,000円という、あえて少し高めの価格からスタートし、営業日ごとに500円ずつ値下げを続けました。そして6月3日、10,000円でお買い求めいただき、企画は終了となりました。

企画期間中は、店頭だけでなくネットやXでも多くの方に注目していただき、
「今日はまだ残っている」
「そろそろ誰か買うのでは」
「自分ならいくらで買う」
といった話題で盛り上がっていただけました。
参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。

この企画を終えて感じたのは、これは単なる値下げ販売ではなかったということです。実はこの企画、商品の価格を店が決めるのではなく、お客様に決めていただく企画だったのです。

誰かが買った瞬間、その価格が「この商品の価値」として確定します。早く買えば高いかもしれない。しかし待てば誰かに先を越されるかもしれない。Xではこれを「チキンレース」と呼ぶ方もおられましたが、まさにその通りだったと思います。

そして最終的に10,000円で決着しました。ところが、この結果に対する反応が実に面白かったのです。

Xでは
「10,000円なら高い」
「近所の店ではそれより数割安く売っている」
「古いキットにそんな価値はない」
という意見もありましたし、

一方では、
「いや、それは安い」
「まつり堂が近所にあったら、もっと早く自分が買ってたと思う」
「妥当な価格で終わったと思う」
という意見もありました。同じ価格なのに評価が真っ二つに分かれたのです。
これは現在のガンプラ市場をよく表しているように思います。

ガンプラはここ数年、品薄や再販待ちが続きました。そのため、「定価より高くても今すぐ欲しい」という人もいれば、「早朝ダッシュをすれば再販を定価で買える」と考える人もいます。市場でも、ガンプラを取り巻く人々の行動は両極端なのです。このことは、今回の企画が、巨大なガンプラ市場の縮図として十分評価しうるものだったことを示していると思います。

さらに、今回の商品が「赤バンダイ」時代の商品だったというのも、意外とポイントです。
赤バンダイ時代のキットという希少性を重視する人もいれば、「組むためのプラモデルなのだから古い箱に価値は感じない」という人もいます。

つまり、人によって価値の基準が大きく違うのです。だからこそ、「高い」と「安い」の両方の意見が生まれたのでしょう。

また、企画中には「これゼロ円になるの？」「マイナスになったらどうなるの？」というコメントもいただきました。「そんなバカなことあるわけないだろ」と一笑に付すのは簡単ですが、ここも消費者の行動の観点からは興味深いところです。

もちろん現実的には、その前に誰かが購入する可能性が非常に高いのですが・・・
仮に、この商品が欲しい人たちが「500円になるまで待とう、絶対に誰も買うなよ」
と「談合」したとしても、裏切って抜け駆けする人は出ます。絶対に。

人は極端な結末を想像するのが好きな生き物だと思います。
テレビのクイズ番組でも、オークションでも、最後まで見たくなるのは「どこまで行くのだろう」という好奇心があるからです。理屈ではあり得ないと思っていても、万が一があるかもしれない。その「もしかしたら」が人を惹きつけます。

実際には商品よりも、その先にある物語を多くの方は見ていたのかもしれません。

私、店長おびおは今回、この企画を通じて価格というものの不思議さを改めて感じました。

商品の価値は店が決めるものでも、メーカーが決めるものでもありません。最終的には「その値段なら欲しい」と思った人が現れた瞬間に決まります。株価も、不動産価格も、美術品の価格も、本質的には同じです。

そしてその価格は、商品の性能だけではなく、希少性やタイミング、感情、期待、そして他人の行動予測まで含めて決まります。

今回の「毎日500円安くなるガンプラ」は、一見すると単純な値下げ企画です。
しかし実際には、多くの人が市場参加者となり、お互いの行動を予想しながら価格を決めていく、小さな市場実験だったようにも思います。

だからこそ、これほど多くの方が関心を持ち、見守ってくださったのでしょう。

私自身、とても興味深い体験になりました。
また面白い企画を思いついたら挑戦してみたいと思います。その時はぜひ、皆様もこの不思議な「価格決定ゲーム」に参加してみてくださいね。ご参加お待ちしています。
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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260604062525/</link>
<pubDate>Thu, 04 Jun 2026 06:45:00 +0900</pubDate>
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<title>猫は猫耳にどうして反応するのか</title>
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<![CDATA[
まつり堂模型店の社長は猫です。
名前は「くろろ」です。全身はもちろん、肉球まで黒いので「くろろ」です。
朝と夕方と閉店間際、一日三回、店にのそのそとやってきます。

ある日。いつもは頭にヘッドドレスをつけているモデラーメイドのねろこさんが、ふと思いついて「猫耳カチューシャ」を装着して接客をしていました。そこへ、いつものようにのそのそ現れたくろろ社長。

「ハッ！！」とメイドねろこさんの異変に気付き、その瞬間でした。くろろ社長の目が、信じられないほど真ん丸に見開かれたのです。しかも明らかに様子がおかしい。腰を低く落とし、完全に警戒モード。視線は、ねろこさんの“猫耳”に釘付け。

「えっ、お前誰！？」

……たぶん、猫語に翻訳するとそんな感じだったと思います。

人間から見ると、「カチューシャを付けただけ」です。しかし猫にとっては、そう単純ではありません。

昔取った杵柄、サイエンスコミュニケーターの経験を活かして調べてみましたところ、実は猫は、人間の顔を“細かく認識している”というより、「全体のシルエット」や「いつもの特徴」で相手を判断しているらしいのです。

つまり、「いつもの人間の頭の形」が突然変化すると、猫の脳内ではかなりの異常事態になるのです。

しかも猫の耳というのは、猫同士のコミュニケーションで非常に重要な部位のようです。耳の向き、角度、大きさは、「敵意」「警戒」「親愛」など多くの情報を表現します。つまり、猫から見ると“頭の上に猫耳が増えている人間”は、かなり意味不明な存在なのです。

さらに猫は「動物らしい輪郭」に非常に敏感です。これは野生時代の名残で、耳の形や頭部シルエットは、生き残るための重要情報だったからです。

人間側は「かわいい～！」で済ませていますが、猫側からすると、
「人間なのか？」
「猫なのか？」
「敵なのか？」
「新種なのか？」
「メイドに耳生えた！？！？！」

……脳内が軽くパニックになっている可能性があります。

特にくろろ社長は、普段からねろこさんを「いつもの安全な人間」として認識していたのでしょう。だからこそ、“頭の形だけ急に猫化した”ことに強烈な違和感を覚えたのだと思います。

猫は意外と、「見た目の違い」に敏感です。もし皆さんも猫耳カチューシャを付けて猫に会うときは、突然現れず、まず名乗ってあげたほうがいいかもしれません。少なくとも、くろろ社長にはかなりの衝撃を与えるようです。
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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260525074613/</link>
<pubDate>Mon, 25 May 2026 07:58:00 +0900</pubDate>
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<title>まつり堂模型店の店頭価格のつけ方（新品編）</title>
<description>
<![CDATA[
模型店の価格というのは、外から見ると不思議に見えることがあるかもしれません。
「なぜこの店は安いのか」
「なぜ同じ商品なのに店によって値段が違うのか」
「あとから安くなるなら、発売日に買うと損なのでは？」
模型ファンなら、一度は考えたことがあると思います。

今回の店長おびおのコラムは、まつり堂模型店が新品商品の価格をどのように決めているのかを書いてみます。

ただし、これはあくまで“まつり堂模型店の場合”です。模型店ごとに事情も考え方もまったく違いますし、業態や客層によっても大きく変わります。ですので、「模型店業界の正解」という話ではなく、「下関の小さな模型店では、こんなことを考えながら値段を付けています」という読み物として読んでいただければと思います。

「メーカーが値段を決めている」は、実は違う

一般の方は意外に思われるかもしれませんが、模型メーカーや問屋が、小売店に対して「この値段で売ってください」と強制することは、基本的にはできません。これは独占禁止法の考え方によるものです。

たとえば、もしメーカーが、
「定価より安く売った店には商品を卸しません」
「全国一律この価格で売りなさい」
ということをやってしまうと、お店同士の自由な競争がなくなってしまいます。

すると、最終的に困るのはお客様です。安く買えるチャンスもなくなりますし、店ごとの工夫もなくなります。極端に言えば、全国どこの店でも、まったく同じ値段、同じ売り方、同じサービスになります。それでは市場が硬直してしまう。だから日本では、「販売価格は最終的には小売店が決める」というのが大原則になっています。つまり、模型店の価格というのは、その店の考え方や事情が、かなり色濃く反映されるものなのです。

一番大きいのは、やはり仕入れ価格

まつり堂模型店で価格を決める際、もっとも大きい要素は何か。それは、やはり「仕入れ価格」です。模型ファンの方でも、ここは意外と知られていないかもしれません。

実は、模型業界はメーカーやブランドによって卸率がかなり違います。
同じ１万円の商品でも、「比較的利益が取れる商品」もあれば、「ほとんど利益が残らない商品」もあります。

本当に極端な話をすると、１万円売って利益500円、という商品も普通にあります。しかも、その500円が丸々利益になるわけではありません。そこから、

・クレジットカード手数料（これは意外と大きい）
・通販サイト手数料（Amazonにはがっぽり持っていかれる）
・梱包材
・送料（これは、お客様にご負担いただいています、ありがとうございます）
・光熱費
・家賃
・在庫リスク
など、さまざまな経費が消えていきます。

特に模型店は、「売れなかった在庫」がかなり重い業種です。
食品のように賞味期限があるわけではありませんが、その代わり、商品点数が異常に多い。まつり堂模型店のような街の小さな模型屋でも、数万点の在庫を抱えています。

しかも、お客様の趣味が非常に細かく分かれています。ある人には宝物のようなキットでも、別の人にはまったく興味がない。だから「大量に仕入れて全部売り切る」というのが、なかなか難しい世界です。

そのため、まずは「この商品を売って、店として成立するのか」という部分を、かなり現実的に考えます。

「市場価値」は、模型の世界ではとても大きい

次に重要なのが、市場価値です。これは非常に難しい概念です。市場価格と市場価値は、似ているようで、実は少し違います。

市場価格というのは、今現在、実際にどれくらいの値段で売買されているか。一方、市場価値というのは、「欲しい人がどれくらいいるのか」「今後入手しやすいのか」「代わりがあるのか」といった、“需要と希少性”を含んだ概念です。

模型業界では、この市場価値の変動がかなり大きいジャンルがあります。その代表が鉄道模型です。鉄道模型は、新製品発売直後に市場へ大量投入されます。つまり、「今ならどこでも買える」状態です。営業的に言えば、この時期は市場価値が低い。だから、価格も比較的安くなります。

ところが数年経つと話が変わります。生産終了になり、市場から姿を消し始める。欲しい人はいるのに、商品がない。すると、一気に市場価値が上がります。鉄道模型ファンの方なら、「発売時より中古のほうが高い」という現象を、一度は見たことがあると思います。

まつり堂模型店では、鉄道模型はこの市場価値の変動が非常に大きいことから、鉄道模型のみ「市場価値に応じたダイナミックプライシング」を採用しています。ですので、鉄道模型に関しては、「発売直後に買う」のがもっともお得です。これはかなり明確に言えます。

「あとから安くなる」は、できるだけ避けたい

逆に、まつり堂模型店では、「発売日に買った人が損をする」という状況を、かなり強く避けています。これは店長として、昔からあまり好きではない売り方だからです。

楽しみにして予約して、発売日に買ってくださったお客様が、「あれ？数か月後のほうが安いじゃん……」となるのは、あまり気持ちの良いものではありません。

もちろん、こどもの日にはお子さん向けの商品の値引き率を高くしたり、年始にはお買い得な福袋を出したりはします。ですが、少なくとも基本方針として、「いつ買っても同じ価格」あるいは「早く買ったほうがお得」になるようには意識しています。
ですので、「欲しい」と思ったタイミングで安心して買っていただければと思っています。

実は、リアル他店の価格はあまり気にしていない

よく、「他店を見て価格を決めているんですか？」と聞かれます。実は、リアル店舗については、そこまで気にしていません。というより、ほとんど価格調査していません。理由は、メンドクサイから。時間をかけて他の店の価格を見に行くくらいなら、その時間を、店内の棚の整理や、主催イベントの準備に充てたいです。もちろん、まったく見ないわけではないですが、常時監視しているようなことはありません。

なぜか。一番の理由は先ほど描いた通り「メンドクサイ」からなのですが、別の理由としては、リアル店舗というのは、単純な価格比較だけではないからです。

店の雰囲気、接客、在庫、距離感、相談のしやすさ、居心地。そういうものも含めて、お客様は店を選ばれます。だから、リアル店舗同士は「完全な価格競争」には、実はなりにくい。

ですが、Amazonやネット通販は別です。
ネットは、数秒で全国比較できます。しかも、お客様は自宅から自由に全国の店を選べる。そうなると、高い店は選ばれません。

だから、予約商品やAmazon商品は、かなり真剣にネット価格を意識しています。予約商品の値引率が高いのは、そのためです。もちろん、店頭受け取りのお客様にも、ネットと同じお安い条件で予約販売しています。

店長の「売りたい」が、価格にかなり影響する

そして最後に、実はかなり大きいのが、「店長がどれくらい売りたいか」です。これは本当に価格へ影響します。

たとえば、「これは絶対楽しい」「もっと多くの人に知ってほしい」「模型趣味の入口になる」と思っている商品は、かなり頑張った価格になることがあります。

スケールモデルやシタデルカラーの常時割引や、Nゲージ入門セットの利益を度外視した特価販売は、その代表です。

逆に、工具のように、「お客様によって必要なものが全然違う」「価格だけでは選べない」という商品は、メーカー希望小売価格（「定価」といわれるもの）で販売することも多いです。

また、転売の対象になりやすい商品も、あまり値引きはしません。代表例はガンプラですね。極端な値引きをすると、本当に欲しい人ではなく、“転売目的”だけが集まってしまうことがあります。それは、模型店としては、あまり望んでいません。

最後に

他店さんが、どういう考えで価格を決めているのかは、全く知りません。ですが、少なくとも、まつり堂模型店では、
・店長の気分で突然値段が変わる
・早く買った人が損をする
ということだけは、できるだけ起こさないようにしています。

リアル店舗でも、ネット通販でも、価格に納得していただけたなら、あるいは、他店と同じ価格なら、ぜひ、まつり堂模型店を選んでいただけるとうれしいです。親切丁寧な接客と梱包・発送なら、どこのお店にも負けないつもりです。
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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260521065401/</link>
<pubDate>Thu, 21 May 2026 07:14:00 +0900</pubDate>
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<title>「下関？　は？　行かんわ」の衝撃</title>
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登録者数がとても多い有名なYoutuberがどれだけ偉いのか、店長おびおにはわかりません。

「第64回静岡ホビーショー2026」の業者招待日に、とてもにこやかに、軽やかにYoutubeの収録をしていた人気女性Youtuberのカメラがとまった後に見せた豹変にとても残念に思ったことを書きます。

すでにチャンネル登録済みの模型師ねろこさんは、その配信者のファンだということで、声をかけるタイミングを慎重に慎重を重ねて見極めて、ファンであることを伝えようとしました。すると、声を掛けたとたんにその配信者の表情は一辺、ねろこさんを一瞥し、汚いものを見るような目で背の低い模型師ねろこさんをまさに見下ろして、汚い言葉、ため口、人を露骨に見下した態度。

とはいえ、正直言うとおびおは心の中で「まぁ、Youtuberなんてこんなもんよね、想定範囲内だわ」と思っていました。
ですが、次の言葉で背筋が凍りました。

模型師ねろこさんが社交辞令で「下関にも来てくださいね」というと、その配信者は
「下関？は？行かんわ」<brstyle="font-size:16.5px;letter-spacing:0.2px;background-color:rgb(255,255,255);">と言い放ったのです。ふつうそこはリップサービスで<brstyle="font-size:16.5px;letter-spacing:0.2px;background-color:rgb(255,255,255);">「機会があれば、伺いますね」<brstyle="font-size:16.5px;letter-spacing:0.2px;background-color:rgb(255,255,255);">というのが、模範解答ではないかと思うのですが・・・おびおの期待のしすぎなのでしょうか。
本当に口先だけでもいいので、「いつか行ってみたいです」といつもの笑顔で言ってほしかったです。

その後、その配信者は、取り巻きの皆さんにはいつもの笑顔で挨拶をし、そしてねろこさんには後ろ足で砂をかけるようにして、次のブースへと去っていったのでした。
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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260516065519/</link>
<pubDate>Sat, 16 May 2026 07:21:00 +0900</pubDate>
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<title></title>
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今これを書いているのは2026年5月16日（土曜日）朝の4時を過ぎたところです
昨日、「第64回静岡ホビーショー2026」から戻ってきました。まずは無事に帰宅（帰店？）できたことにほっとしています。今回も模型師ねろこさんといっしょに、店長車の創彩痛車で往復してきました。まずは、簡単に今回の日程につきまして・・・

5/10（日）14時にお店を閉めて、東京へ向けて出発
5/11（月）早朝に到着するはずが、途中の車中仮眠で二人そろって寝過ごして、秋葉原についたのは11時すぎ痛車をホテルの駐車場にとめて、アキバで情報収集と、買い物・セドリ
5/12（火）引き続きアキバでいろいろやって、夕方に静岡へ向けて移動開始
5/13（水）ホビーショー１日目
5/14（木）ホビーショー２日目
5/15（金）朝、静岡を出て、途中事故渋滞にあって23時過ぎに帰着

こんな感じでした。トリップメーターをリセットする発想が無かったので、走行距離は不明ですが、iPhoneが歩いた穂数を記録してくれていて
5/132,267歩
5/134,978歩
一日中会場で歩き回った割には穂数は伸びていませんでした。

それにしても、まずは何より、大きなトラブルもなく無事に帰宅できたことにほっとしています。年々、移動だけでもなかなかの体力勝負になってきましたが、車の運転は楽しくて大好きなので、長距離ドライブはやめられません。

さて、店長おびおも、模型師ねろこも、まつり堂模型店を始める前から、静岡ホビーショーへは足を運んでいました。模型が好きだからなんですけれども、二人とも東京に住んでいましたので、アクセスが簡単だったというのはあります。

以前から模型メーカー各社の熱意にはワクワクしていましたが、ここ数年はさらにその熱量がさらに上がっているように感じます。単なる新製品発表会ではなく、「模型文化そのものを盛り上げたい」という意思が、ブースの作り方や展示、説明してくださるメーカーの方々の言葉の端々から伝わってきます。完成見本展示のクオリティも年々高まり、「意外とスケールモデルなども元気だな」と素直に感じました。

それはもちろん、ガンプラはバンダイしかやってないからスケールモデルメーカーの方が圧倒的に多い、というのもあります。ですが、バンダイのブースはどちらかというと、業者日に参加できるガンプラマニアの巣窟となっている気がしました。多くのバイヤーは工具やスケールモデルを熱心に品定めしているようでした。そういう自分たちも、バンダイのブースはたいして見ていませんだって、見たって新商品はなかなか入荷しないんだもの・・・

昨年、初めて業者日に入場させて頂いたときには、一般来場者とYoutuberの多さに閉口しました。所かまわずカメラの付いたグリップを振り回す声のデカい人たち。鉄道模型の説明員に粘着して持論を延々展開する鉄ヲタ。会場内を走り回る子供たち・・・。今年は、2025年と比べると業者日に入場している一般の方がかなり少なく、非常に動きやすかった印象です。ブース写真を撮るにも、担当者と商談するにもスムーズで、「本来の業者日ってこうあるべきだよね」という感じでした。やはり商談の場として機能していると、新製品への理解も深まり、店としても非常に助かります。事務局には、今後も業者日の徹底をお願いしたいですし、一般の方は、自分は「ビジネスの場にいる、場違いな人」であることを自覚していただきたいと思います。

一方で、少し残念に感じたのは、一部のYouTuberの振る舞いでした。もちろん真面目に取材されている方も多いのですが、周囲への配慮より「自分の撮れ高」を優先しているように見える場面もあり、正直なところ閉口した部分もあります。静岡ホビーショーは多くの人の努力で成り立っている場ですから、来場者同士の敬意は大切にしてほしいなと思いました。Yputuberについては、立腹したシーンがありましたので、別タイトルで書きます。

そして、何よりうれしかったのは、まつり堂模型店の名前を、メーカーの方や他店の方から以前よりずっと認識していただけていたことです。こちらから名刺を出す前に「まつり堂模型店さんですよね」と声を掛けていただく場面も増えました。しかも「SNS見てます」「頑張ってますね」といった温かい言葉まで頂き、本当に励みになりました。地方の小さな模型店でも、発信を続けていればちゃんと届くのだなと実感しました。

実は、ほとんどの小売店の参加者は、自分の店の名前を周りの人に対して隠しています。名刺交換する相手にだけ、店名を明かす感じです。なんでそんなことするのかさっぱりわかりませんが、この業界のしきたりなのでしょうか・・・しらんけど。

山形の「HOBBYSHOPROCKMODEL」さんや、大阪の「ザ・パンタロンズ」さんなどのように、（まつり堂模型店もですが）、自分の店のロゴが入ったウェアをオーダーメイドで準備して着用しているお店を拝見すると、お店経営の自信がうかがえます。

ちなみに、ROCKMODELさんのポロシャツは都会的なセンスでクール、パンタロンずさんのTシャツは大胆な絵柄でとっても大阪らしくてこれまたセンスが良いのですが、まつり堂模型店のTシャツは、前面にデカデカとロゴを印刷して、ただただ目立ちたいだけのダサダサなデザインなのが少々心苦しいです

あと、一番面白いところ・・・
業者として参加するようになると、静岡ホビーショーの“表からは見えにくい部分”も少しずつ見えてきます。華やかな展示の裏側には、大御所には誰も逆らえない会場運営（いや、そもそも逆らう気が無いのかも）、静岡模型協同組合のモゴモゴ（言えない）利権、外国メーカーへの不公平な扱い、などなど・・・そんな、向かう方向を同じくする業界内部で足の引っ張り合いをしなくても・・・とも思うようなモゴモゴ・・・（言えない）

模型業界を取り巻く環境は簡単ではありません。それでも静岡ホビーショーには、毎年「次の一年も頑張ろう」と思わせてくれる力があります。まつり堂模型店も、小さな地方店だからこそできる発信や楽しさを大切にしながら、また一年、模型趣味を盛り上げていきたいと思います。
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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260516061055/</link>
<pubDate>Sat, 16 May 2026 06:49:00 +0900</pubDate>
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<title>ULTRAMAN vs 仮面ライダー　―勝つのはどっちだ？―</title>
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店頭でお客様と今日盛り上がった話・・・
「ULTRAMAN（アニメ）と仮面ライダーが戦ったらどっちが勝つのか？」
シンプルですが、掘り下げると実に奥が深いテーマです。

まず、ULTRAMAN。この作品の主人公・早田進次郎は、かつてウルトラマンと融合した父の影響で特殊な身体能力を持ち、それを補助・拡張する「ウルトラスーツ」を装着して戦います。スーツは科特隊の科学技術の結晶であり、飛行能力、超人的な筋力、防御力を備えています。

最大の切り札はスペシウム光線。これは初代ウルトラマン譲りの必殺技であり、対怪獣・対宇宙人戦において圧倒的な威力を誇ります。ただし、エネルギー消費が非常に激しく、長時間の戦闘には向きません。いわば「短期決戦型のハイパワー兵器」です。

一方、仮面ライダー。初代仮面ライダーである本郷猛は、ショッカーによって改造されたサイボーグであり、常人を遥かに超える身体能力を持ちます。ジャンプ力、瞬発力、耐久力は極めて高く、バイクとの連携による機動戦闘も得意です。必殺技のライダーキックはエネルギーを一点に集中させた破壊力を持ち、数々の怪人を撃破してきました。

さらに重要なのは、仮面ライダーは基本的に「活動時間の制限がない」こと。継戦能力の高さは大きなアドバンテージです。
では、この二者が戦った場合どうなるのか。

ULTRAMAN側は、まず距離を取り、スペシウム光線による一撃決着を狙うでしょう。スーツの機動力と飛行能力を活かし、空間を支配できれば優位に立てます。

逆に仮面ライダー側は、その攻撃をいかに回避し、接近戦に持ち込むかが勝負。持ち前の機動力と反応速度で攻撃をしのぎ、間合いを詰めれば、肉弾戦で主導権を握る可能性が高い。

つまりこの勝負、構図はシンプル――しかしだからこそ、極限までスリリングです。

（正義のヒーローは果たしてどちらか、世紀の対決が今始まる）
<brdata-start="65"data-end="68">決着はわずか数分。その数分が、すべてを分ける。
戦闘開始。ULTRAMANは上空へ――スラスターを吹かし、一気に距離を支配。照準が合う。スペシウム光線、発射体勢。
<brdata-start="154"data-end="157">対する仮面ライダーは逃げるのではなく“読む”。軌道を見切り、紙一重で回避、地面を蹴って一気に間合いを詰める。

当たれば終わり。外せば流れが変わる。時間は刻一刻と過ぎていく。エネルギーは減っていく。<brdata-start="258"data-end="261">二発目を撃つか？距離を保つか？それとも接近を許すか？そして――もしその一撃を凌ぎ切った瞬間、空気は一変する。
<brdata-start="319"data-end="322">今度は仮面ライダーのターン。<brdata-start="336"data-end="339">地を蹴り、跳び、回り込み、逃がさない。<brdata-start="358"data-end="361">渾身のライダーキックが炸裂すれば、勝負は逆転する。

一瞬の判断ミスが命取り。<brdata-start="402"data-end="405">一手の読み違いが勝敗を分ける。

単なるパワー比べではなく、<brdata-start="437"data-end="440">「距離」「時間」「エネルギー」「判断」――すべてが噛み合ったときにだけ勝者が決まる。だからこそ、この対決は面白い。<brdata-start="499"data-end="502">だからこそ、語りたくなる。

店頭でキットを前にしながら、<brdata-start="531"data-end="534">「ここで光線を撃つか？」「いや、ここはフェイントだろう」<brdata-start="562"data-end="565">そんな会話が始まったら、もう止まりません。

あなたなら、どちらに賭けますか？

ちなみに「３分間逃げ回るだけの仮面ライダーって、それはそれでどうなの」というご意見が出たのも確かです


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<link>https://matsurido.shop/blog/column/detail/20260425135022/</link>
<pubDate>Sat, 25 Apr 2026 15:15:00 +0900</pubDate>
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